建設業で起業・独立開業するために知っておきたいポイント①
建設業許可サポートセンター石川の行政書士の宮田です。
綺麗なものや楽しいことの滞空時間は、桜が咲くのと同じくらい短く、コストパフォーマンスが悪く刹那的な思いのこの頃です。
今回は、建設業で独立したい方が参考になるような内容を載せました。
まず建設業として独立開業する形態としては、
① 個人事業主
② 法人を設立
の2つが考えられます。
それぞれの形態に特徴がありますが、個人事業主として起業する方が、一般的に費用を抑えられますが建設業としての信用は法人に比べて劣ります。また、最近は元請が下請けとして法人格の有無を問う傾向にありますので、将来的に法人化を見据えた独立が良いかもしれません。
法人の信用に対するメリットは、融資が受けやすいことや一般顧客からも安心感を持たれます。一方、デメリットはやはり経費が掛かることです。社会保険費用、税理士の顧問料などランニングコストが必要です。
初めから法人を設立して開業する際のポイントとしては、
①資本金500万円以上
②会社目的に行う建設工事の文言を入れる
③役員の経歴
④社会保険についてなど
というように、建設業許可を取得できるかという所にポイントを置いて設立することが望ましいです。一度設立した後に、変更するには登記費用などが掛かってしまうことがあるからです。
特に、役員の中に個人事業主又は役員歴が一定ないと、許可要件を満たさないことがありますので注意が必要です。社会保険については、建設国保を引き継げるようにする為のアドバイスをすることもあります。
…次回は建設業で起業・独立開業するために知っておくポイント②を掲載致します。
Ameba
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