土木工事業の許可を取りたい方のよくある問い合わせ
建設業許可サポートセンター石川、行政書士の宮田です。
「土木工事をしているが、元請より建設業の許可を取るように言われた。」
このような問い合わせについて押さえておきたいポイントです。
【専任技術者がいるか ポイント①】
〇土木施工管理技士などの資格はお持ちちの方はいますか。
〇何年くらい土木工事経験がありますか。
資格があれば、スムーズにいくケースが多いです。
資格がなければ、10年以上の実務経験が必要であり、
さらにそれを証明する作業が必要となります。
石川県の場合、金沢市の事業者であれば、証明者は町会長。
それ以外の地域の事業者様は、市町の長になります。
この辺りは、10年前の証明をしてもらうことに苦労する
ことが経験上多くあります。
【経営経験があるか ポイント②】
〇事業主歴又は法人の役員歴が何年ありますか
少なくとも土木工事の建設業歴として5年以上必要です。
土木工事以外の業種であれば、6年以上必要です。
【工事の種別の選定 ポイント②】
〇土木一式工事、とび土工コンクリート工事の種類の違い
総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物を建設する
工事は、土木一式工事になります。
土砂等の掘削、盛上げなどの工事。コンクリートにより工
作物を築造する工事等は、とび土工コンクリート工事の種
別になります。
通常は、土木一式工事は元請けによる工事で、下請けでこ
ちらの種別を選択することは基本ありません。
こちらの工事の種別の選定は、間違えると後々大変なこと
になることもありますので、慎重に検討して下さい。
弊所にお問い合わせください。